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zoom RSS 小さな声で、されど大きな真実を語る悪文修行者のつぶやき

<<   作成日時 : 2012/06/03 22:33   >>

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小さな声でされど大きな真実を語る、
悪文修行者のつぶやき


ロンドン北部のユダヤ人の多くは、元々イーストウッド(オリンピック再開発地域)から移動してきました。イスラエルへ行った人が多かったのです。戦前にオーストリアから逃れてきた人々は現在、垢抜けたベーグルを出すケーキ屋さんによく見かけます
フロイトがその一人。ユダヤ人と名指されなくとも、危険思想のハイエクとポッパーは、オーストリアの脱出組でした。亡命者達は英国という借りの宿でさぞ肩身が狭かったと察します。そういう立場ですから、大家の悪口を言えず、散漫に褒めさえします
英国の判例主義を見習えたまえ!其に引きかえ、ボルシェビキの啓蒙的ユートピアは、合理主義の行き着いた地獄だと。ハイエクとポッパーの思想に親近性があるのは何故でしょうか?亡命者としての借家人という立場、結局、存在が意識を決定したのです
このポイントは、サィードがフロイトに即して指摘しました。フロイトは、自身のユダヤ人の起源を訴える場合、非ユダヤ人の起源を訴える場合がありますが、これは、常に状況に決定されながら生存する亡命者としての政治的な立場を反映しているのです
このような知識人の亡命者の立場をよく理解できないと、例えば、現在緊急の問題である、中国の亡命者たちの発言を、心の耳で聞いてはいないのではないだろうかと、私は自分に問うのです。理解したつもりでも、都合よく表面的な一面だけではないかと
 
再びヨーロッパに戻ります。独断を恐れずに言うと、ハイエクが警戒したいわゆる「大きな政府」は、ポッパーが疑問視した「(自己自身を含む)大きな集合」を喚起します。つまり、亡命者達は別々の角度から、巨大な思惟のシステムを観察したわけです
音楽の領域で考えてみると、和声音楽の崩壊のなかで、ワグナーが再構築した帝国の如き巨大なシステムに対応させてみてはと思います。理性それ自身の欠陥、従って巨大な思惟のシステム自身の欠陥は、亡命者の立場からみて非常に危険な集団幻想でした
8、ジョイスなどは、大英帝国の対アイルランド植民地主義政策を批判するのに、プルードンの米国人研究者の論文を読みました。若いハイエクはアナーキズムのプルードンから影響を受けたはずですが、植民地主義に対して明確に批判できませんでした。やはり、それは残念におもいます。
「悪人」か分りませんが、ハイエクは、フリードマン等の米国のネオリベに利用されます。また「左翼」かどうか別として、ジジェクによると、トローツキズムの転向者達が、この担い手となり、人道主義者の顔で、最貧困地域への爆撃に商売に邁進します
ブッシュの政府はさんざん大きな政府を非難しておきながら、外部で、つまり占領地帯のイラクで、傀儡の<大きな政府>をつくれなどと呼びかけましたから、傲慢の極み、新植民地主義の、このご都合主義には、F・フクヤマですら呆れたほどでした・・・

ご存知のように、蓋をあけてみれば、オバマは、他の政治家並に何もせずの人物でしたが、<アラブの春>に続いてOCCUPY運動が起きました、オバマに失望させられた人々、99%人々の草の根運動です。似非知識人の無垢な黄金時代といわれようと、歴史は終わらず、このことだけは確かです!


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