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zoom RSS 言語と社会  − 英語には男性語や女性語がない。日本語はある。これは社会的になにを意味するか?

<<   作成日時 : 2012/08/14 12:10   >>

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日本語を教えたときこの問題に直面した。それは、日本語には、女性だけが喋る言葉、男性だけが喋る言葉があることだ。例えば、「です」の発音には男女間に違いがある。女性はdesuと言い、男性はdes-と言う。逆ではない。男性が「そうです」so-desu-と言うと、「キモイ」と排除を受ける。
文化的にマイノリティの言葉を保護・尊重する立場からすると、この立場は国際的な基準なのだが、マイノリティである女性の言葉を教えるべきなのである。しかし、現地の高校教員組合の交流会の場で、アイルランド大使は別の意見を語った。この方は長年厚生省に勤務、後に最高裁判事に転進した女性の方だった。
大使の話によれば、男性言葉の官庁で長年自分は男性言葉で喋ってきた。官庁と民間の差を無くす方向が望ましい。日本語教授は男性言葉中心でよいのではないかというものであった。私が引っかかったのは次の認識だ。マイノリティーとして差別された女性は虚構である。公務員の世界では男女はより対等だと。
ちなみに、この大使の話に対しては、アイルランドで日本語を長年教えていた女性の方からの反論があり口論が起きた。反論した方は、男性は男性の言葉を、女性は女性の言葉を喋るべきとする非常に権威的な考え方をもっていた。私といえば、日本語教授のことよりも、大使が示した認識にことが気になった。
私はフェミニズムの主張を全面的に支持する。ただ人種と性のマイノリティー達が権力に参加したオバマ政権が齎した問題と同じ問題に直面し始めた。権力の中心にいるエリートの発言を受け入れて「男性も女性もない」とすると、反差別の闘争は可能なのだろうかー現実に男女間差別が存在するにも関わらずだ。

余談




日本語を教えたときこの問題に直面した。それは、日本語には、女性だけが喋る言葉、男性だけが喋る言葉があることだ。例えば、「です」の発音には男女間に違いがある。女性はdesuと言い、男性はdes-と言う。逆ではない。男性が「そうです」so-desu-と言うと、「キモイ」と排除を受ける。
文化的にマイノリティの言葉を保護・尊重する立場からすると、この立場は国際的な基準なのだが、マイノリティである女性の言葉を教えるべきなのである。しかし、現地の高校教員組合の交流会の場で、アイルランド大使は別の意見を語った。この方は長年厚生省に勤務、後に最高裁判事に転進した女性の方だった。
大使の話によれば、男性言葉の官庁で長年自分は男性言葉で喋ってきた。官庁と民間の差を無くす方向が望ましい。日本語教授は男性言葉中心でよいのではないかというものであった。私が引っかかったのは次の認識だ。マイノリティーとして差別された女性は虚構である。公務員の世界では男女はより対等だと。
ちなみに、この大使の話に対しては、アイルランドで日本語を長年教えていた女性の方からの反論があり口論が起きた。反論した方は、男性は男性の言葉を、女性は女性の言葉を喋るべきとする非常に権威的な考え方をもっていた。私といえば、日本語教授のことよりも、大使が示した認識にことが気になった。
私はフェミニズムの主張を全面的に支持する。ただ人種と性のマイノリティー達が権力に参加したオバマ政権が齎した問題と同じ問題に直面し始めた。権力の中心にいるエリートの発言を受け入れて「男性も女性もない」とすると、反差別の闘争は可能なのだろうかー現実に男女間差別が存在するにも関わらずだ。


日本語を教えたときこの問題に直面した。それは、日本語には、女性だけが喋る言葉、男性だけが喋る言葉があることだ。例えば、「です」の発音には男女間に違いがある。女性はdesuと言い、男性はdes-と言う。逆ではない。男性が「そうです」so-desu-と言うと、「キモイ」と排除を受ける。
文化的にマイノリティの言葉を保護・尊重する立場からすると、この立場は国際的な基準なのだが、マイノリティである女性の言葉を教えるべきなのである。しかし、現地の高校教員組合の交流会の場で、アイルランド大使は別の意見を語った。この方は長年厚生省に勤務、後に最高裁判事に転進した女性の方だった。
大使の話によれば、男性言葉の官庁で長年自分は男性言葉で喋ってきた。官庁と民間の差を無くす方向が望ましい。日本語教授は男性言葉中心でよいのではないかというものであった。私が引っかかったのは次の認識だ。マイノリティーとして差別された女性は虚構である。公務員の世界では男女はより対等だと。
ちなみに、この大使の話に対しては、アイルランドで日本語を長年教えていた女性の方からの反論があり口論が起きた。反論した方は、男性は男性の言葉を、女性は女性の言葉を喋るべきとする非常に権威的な考え方をもっていた。私といえば、日本語教授のことよりも、大使が示した認識にことが気になった。
私はフェミニズムの主張を全面的に支持する。ただ人種と性のマイノリティー達が権力に参加したオバマ政権が齎した問題と同じ問題に直面し始めた。権力の中心にいるエリートの発言を受け入れて「男性も女性もない」とすると、反差別の闘争は可能なのだろうかー現実に男女間差別が存在するにも関わらずだ。



漫画とアニメは教材としては問題があります。例えば、女性キャラクターが喋る女性語を指し示し、「あなたは女性だからOK、練習してみて」と言い、「君は男性だから使うことができないよ」と禁止したら、外国の学生達と一日中議論する羽目になるでしょうね。英語は性差が無いのです。
「俺と貴様の仲」という台詞を少年誌漫画で見つけました。日経の会社に入りたい女子学生はこの男性言葉を使うと面接で不利でしょうね・笑。「俺と貴様の仲」も英語にすると中立化してしまいます。ところで、アニメで男性キャラを女性(声優)がやるのは結構ラディカルかもしれません。

ツィッターの友達からつぎのようなコメントをよせていただきました。「私も文語調で話をすると不利であることは知っています。特に相手が男性である場合は弱いふりをしなければ会話にすらならないことが多くて面倒です。宝塚と歌舞伎のある国ですからねー(笑)」

宝塚といえば、ベルバラ。昔アイルランドの聖心、男子禁制!の学校に行き日本語を教えたとき、その英訳を40人で輪読しました。一人一コマ読み、面白い言葉に日本語を与えました。私も読みます。オスカーの台詞を女性らしく高音の声で読むと、全員驚愕でした。歌舞伎ですかね?(笑)

「英語は男性言葉と女性言葉がない」、と、公式的には指摘されますが、本当のところは実際はどうなのでしょうか?たとえば、イギリスの上流階級には、日本語の様な、男性言葉と女性言葉の使い分けがないんでしょうか?アイリッシュの友達にきいてみました。と、つぎのようなお答えをいただきました。

ヴィクトリア時代、貴族女性は付加疑問形や感嘆詞をよく使ったそうですが。現代のアイルランド人の男性の例"What's the story fella?" "Jaysus!" 女性は"You know what I mean"と "OMG!"など

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