私は東浩紀の「観光客」になることを拒む理由とはなにか?

私は東浩紀の「観光客」になることを拒む理由とはなにか? これからフランスに行く四つ理由を言うと、 第一に、退屈しに行く。 第二に、軽蔑されるために行く。 第三に、「美しい国」で愚かになる自身を嘲笑うために行く。 第四は、東浩紀の「観光客」=「互いに尊重し合う世界」という「帝国」知の文化的教説に騙されないように単…
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2016年11月

90年代からあらわになったネオリベ型グローバル資本主義の展開とアフガニスタンとイラクを爆撃した戦争で、21世紀には社会民主主義とマルチカルチュアリズムが成り立たなくなったようにみえる。しかし普遍主義というものがまったくゼロになったということではない。決してそうではない。ロシアと中国は何が起きているのか情報が限られていてわからない…
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2016 sept (1)

たいた そんざい 【対他存在】 〔フランス être-pour-autrui〕 〘哲〙 サルトルの著「存在と無」において,対自(=人間)がとるとされる存在論的次元。他者のまなざしによって,主体としての対自が他者にとっての客体として現れるような存在の仕方。 反道徳…
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2016 june (5)

言葉と物のコンパクトな世界 No. 8 世界と共有するものがなく、本の世界の中にしか生きていないような人間達。ドンキホーテは理想を追い求めるあまり誇大妄想に陥った狂気か?ハムレットは決断を下さず懐疑や苦悩に籠る狂気の人?だが彼らの前の時代は人間の存在と言語の存在とが共存していた。彼らをみる世界の視線が変わっ…
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2016 june (4)

Wiki より 協力ゲームの例 複数企業A , B , C {\displaystyle A,B,C} A, B, C の共同事業を考えよう。それぞれの企業の利益を、 v ( { A } ) = 3 , v ( { B } ) = 6 , v ( { C } ) = 5 , v ( { A , B } )…
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2016 june (3)

皆さんが会社に入ったら…シュラウド(原発の炉心隔壁)のひび割れも隠せ、ということになるかもしれません。ところが大きなコンテクストで考えてみれば、そんなことをしていれば、結局その会社自体がつぶれます。…原点は、「人間」にとって何の意味があるか、です。 小田実『生きる術としての哲学』2007 勝海舟 当世の政…
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2016 june (2)

ジャン=リュック・ゴダールの世界 No.1  映画史で問題なのは、映画をみる主体(ゴダール)を場所と潜在的な機能の多様性のうちに分散させる句切りである。「字幕」の意味が問われる場所で、「誕生のエネルギー」として「血」の赤色が指示される。なぜか?「イタリア映画」の意味が問われる場所で、動くものとして「鳥」が指示される。…
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2016 june (1)

この世の中は魔女少女の呪いだけではありません。アイルランドの呪いも有名で、ウイスキーとイギリスそしてカトリックのこと。EU加盟とアメリカからの外資導入を決めた70年代以降、北アイルランドの紛争の問題が、南アイルランドを中心に一般のアイルランド人からだんだんと消えていくのですが、しかし両者による爆弾テロの応酬が起きるとき、「ど…
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May (1) 2016

アフリカ文学とアイルランド文学の<アンチ・オィデプス>的抵抗の意味を読み解く ジョゼフ・コンラッド(Joseph Conrad)の『闇の奥(Heart Of Darkness)』は、1979年に映画監督コッポラによって翻案され『地獄の黙示録』として映画化されました。この原作は、アフリカ植民地主義のオリエンタリズムとい…
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書評;子安宣邦著、『「大正」を読み直す』(藤原書店)

子安宣邦著、『「大正」を読み直す』(藤原書店) 本多敬 1 なぜいま『「大正」を読み直す』ことが意味を持つのか。この問いは、「大正デモクラシー」とは何であったのかという問いと一体をなすと考えられる。子安宣邦氏は藤原書店発行の月刊誌「機」で次のように語っている。 私が大正に眼を向けだしたの…
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2016 April (2)

1981年初版だったか...。多分80年代後半でなく90年代初めに読んだようにおもうが、読んだときは、「アンチ・オィデプスー分裂症と資本主義」も読めるようになるのではないかと期待したものだった。この本はそれ自体として読むに値するとおもう。これを読んだとき、時間の意味を考えた。そして時間の「構造」ー時間そのものの分裂ーを理解して驚…
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2016 , April (1)

雪舟、狩野、広重 美術的には、この三つの作品は見事にわたしのなかで繋がりあっています。▼だが残念ながら、わたしの勉強不足で、繋がりの背景にあるものが何かをきちんと言語化できていませんね。▼岡倉天心の本を読んでも(この私に理解できるようには)その答えが書いてあるとはおもいません。▼ところが、全く期待もしていなかったのですが、…
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2016, 3月(7)

Selon Arthur Schopenhauer, chaque être est mû par une force – la volonté – qui le dépasse. En somme, une philosophie de la vi…
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2016 ,3月 (6)

これでもかこれでもかと、アメリカのマスコミが繰り出す、共和党の大統領候補者トランプの強烈な映像をみるたびに、ミッキーマウスの世界からきたひとというよりは、ベーコンの世界からきたひとですよね。トランプみたいのがでてくると、対抗するためには、安倍ぐらいcrazyな首相じゃなくては駄目なんじゃないかという感じで、危険と感じていなが…
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3月2016(5)

グロテスクなものを称える 「正常で健全な人間」ならばゆるされないという政治批判の仕方ほど、フーコが警告していたような、<正常化の権力>の内部に絡みられた言説を構成してしまうのではないかということですね。質問を受けても答えらなかった事柄なのですが、ロンドンのデモは、人形を燃やしたりサドとマゾの儀式を利用するなどしてグ…
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三月2016 (4)

反知性主義というのは何でしょうか?知性主義の反対物?その場合、知性主義イコール理念性、反知性主義=反理念性、ということでいいのですが、ただしこの等式が必ず成り立つとはかぎりませんよ。厄介なことに、反知性主義の側の一見理念的構成される奇妙なものが出没してきました。ポストモダンのモダニズム化にみられるような、理論の反動的前衛化、…
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二月2016年 (3)

なぜ大江文学は読めないのか? ーいま「個人的体験」(1964)を読むことの意味は何か 大江健三郎の代表的仕事のひとつである「個人的体験」の<前>になにが語られていたのか、そして「個人的体験」の<後>になにが語られることのなったのかをみることによって、大江においてはじめて語られることになったこ…
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